2つの看護師が行動計画を立てる上で大切なこと

行動計画を立てるのは難しく、優先順位が分からなかったり、計画通りに進められなかったり、見直しを指導されるなど、「書き方がよく分からない」と悩む看護師も多いです。

行動計画を立てる上で一番大切なのは「落ち着く」ことです。出勤して業務の振り分けがされた後は、とにかく全部こなそうとするのではなく、まず落ち着いて内容を確認します。そして、業務の時間が重複しているなど自分にはできなかったり不安がある場合は、先輩の看護師に相談してみましょう。他の人に振り分けてくれたり、どう進めると良いのかを教えてもらえます。

次に大切なのは、「優先度を考える」ということです。業務には優先度というものがあり、この時間に行わなければ命に関わる業務が最優先となります。例えば抗生剤は決められた時間に投与しないと効果が発揮できないため、最優先の業務になります。

次に、「○時までに行う」など時間に幅のある業務で予定を埋めていくのですが、その時には業務にかかる時間に余裕を持たせることがポイントです。また動線を考えで順番を決めると、時間の無駄を省きスムーズに業務をこなすことができます。

行動計画を立てたら、上手くできているか他の看護師に見てもらうと良いでしょう。その時に、どうしてこのような行動計画を立てたのか、何故この業務を優先したのかなど説明することがポイントです。

それによって、見てくれた看護師もアドバイスをしやすくなります。また、することが終わったら、行動計画に斜線を入れて消していきましょう。それによってどこまで終わったが一目で分かりやすくなります。