看護実習の行動計画の書き方具体例

看護学生が看護実習の時に行動計画を書くのですが、これが苦手だという人が多いです。なぜなら、行動計画を発表するのですが、先輩の看護師から細かくチェックされ、突っ込まれるからです。それなら、突っ込まれないような行動計画を書けば良いのです。

行動計画には、何時に何をするということを記入するのですが、例えば「朝8時30分、バイタルチェックをします」とだけ書いたら間違いなく注意されます。こういう場合は、「現在患者は○○な状態なので△△に気をつけます。□□を観察します」というように書けばOKです。

そして観察項目は、ざっくり書いてかっこ内に細かく書くようにします。「呼吸状態を観察します」だけだと、「何を観察する?」と聞かれるので、「呼吸回数やパターンを観察します」というようにかっこ内に書いておきましょう。

また、特に注意したいケアがある場合は、そのことを詳しく書きます。脈拍は規則正しいリズムであるか、頻脈や徐脈といった不整脈はないか、ということが書けていれば問題ありません。

行動計画を書く手順としては、実習の目標を決めます。毎日の行動目標を決めるのです。実習目標は看護目標を達成するために、今日何をすれば良いのかを書けば良いのです。

看護学生が行動目標を書いたら、看護師から「何かずれているよ」と言われることがあります。看護目標と行動目標が全く別のものだったら、当然ずれていると指摘されます。行動計画と看護目標は関連していないといけないので注意しましょう。